5月1日、バンテリンドームで行われた中日対阪神戦。中日の近藤廉投手が6回に登板し、1回無失点の好投でプロ初ホールドを記録。
ネット上には感動と歓喜の声が広がっている。
近藤は、6回1点リードの場面でマウンドへ。四球や内野安打などで1死満塁のピンチを背負いながらも、阪神の強打者・近本、中野、森下を力でねじ伏せ、見事にゼロで抑えた。最後は渾身の空振り三振で吠える姿に、ファンの胸を打った。
2023年には1イニング10失点という屈辱を味わい、再び育成契約へ。その後、2軍で着実に力をつけ、4月25日に再支配下登録。そして、わずか1週間後に手にしたプロ初ホールド――まさに、這い上がった男の物語だ。
SNSでは「10失点からよく立ち直った」「涙が出た」「野球って美しい」「今年一番の感動」など、称賛と感動のコメントが相次いでいる。