埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故で、2025年5月2日に発見された遺体は、司法解剖の結果「成人男性」と判明しました。しかし、遺体の損傷が激しく、死因は特定されていない状況です。
トラック転落から3ヶ月、ついに遺体を発見
この事故は、1月28日、八潮市内の道路が突然陥没し、トラック1台が転落したものです。トラックはそのまま下水道管内まで落下し、事故直後から70代の男性運転手の安否が不明となっていました。
その後も捜索が続けられていましたが、5月2日になってようやく運転席付近の下水道管内で遺体が発見されました。
身元は確認中、現場には献花も
警察が行った司法解剖の結果、遺体は成人男性であることがわかりましたが、激しい損傷のため死因の特定には至りませんでした。警察は、遺体が行方不明となっていた70代の男性運転手である可能性が高いとみて、DNA鑑定などによる身元確認を急いでいます。
事故現場近くには、すでに献花台が設置され、通行人や近隣住民が手を合わせる姿も見られました。
警察は原因究明と安全対策を強化
八潮市の道路陥没をめぐっては、事故後に下水道管の老朽化や地盤沈下の可能性も指摘されており、関係機関による調査が進められています。今後、警察と市は、原因究明とともに再発防止のための安全対策を徹底する方針です。
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