2日午後、福岡市中央区の西公園近くにある神社の敷地内で、不審物が見つかり「不発弾のようなものがある」との110番通報がありました。警察と陸上自衛隊が対応にあたり、この物体が信管のない不発弾であることが判明しました。
通報があったのは2日午後2時ごろ。神社では当時、建物の解体工事が行われており、地中から不審な物体が発見されました。
警察の調査により、見つかった物体は直径23センチ、全長67センチの円筒形の24センチ砲弾。信管がついていなかったことから、福岡駐屯地の陸上自衛隊が「危険性はない」と判断しました。
しかし砲弾は大型で、現場での処理は困難と判断され、佐賀県の目達原駐屯地から不発弾処理隊が出動し、回収作業を実施。安全が確認された上で現場から持ち出されました。
大きなトラブルやけが人などは報告されておらず、周辺住民にも大きな影響は出ていないということです。今後、発見された砲弾の由来などについても調査が進められる見通しです。
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