埼玉・三郷市の小学生ひき逃げ事件　運転の男が出頭、警察が逮捕方針

今月14日、埼玉県三郷市で下校中の小学生の列に車が突っ込み、4人がけがを負ったひき逃げ事件で、18日朝、車を運転していたとみられる男が警察に出頭したことが分かりました。

■ スキンヘッドの男が警察署に出頭

18日午前8時半すぎ、スキンヘッドでマスク姿の男が捜査員に囲まれながら吉川警察署に出頭。警察はこの人物が事件当時の車両を運転していた男とみて事情を聴いています。

■ 事件の概要：小学生の列に車が突っ込む

事件が発生したのは5月14日午後4時すぎ。三郷市内の市道を下校中だった小学生約10人の列に車が突っ込み、このうち男子児童4人（いずれも6年生）が負傷しました。車はそのまま現場から逃走していました。

■ 現場近くに逃走車両、同乗者からも事情聴取

翌15日には、逃走したとみられる車両が三郷市内の住宅の駐車場で発見され、車に同乗していたとみられる中国籍の男から任意で事情聴取が行われていました。

■ 逮捕に向けた動きも

出頭した男について、警察は容疑が固まり次第、ひき逃げ容疑などで逮捕する方針です。また、同日午前11時ごろには、事件現場近くで男を乗せたとみられる車両が確認されました。