4月に「週刊文春」で不倫疑惑が報じられた女優・永野芽郁。しかし、そのスキャンダルがあったにもかかわらず、主演映画は大ヒットを記録し、現在放送中のドラマも好調な視聴率を維持。
業界関係者やファンからは「活動休止が惜しい」との声が相次いでいます。
不倫疑惑報道が逆に“追い風”に?
永野は、4月23日発売の「週刊文春」で俳優・田中圭との不倫疑惑が報じられ、5月7日にはLINEでの親密なやりとりも公開。主演映画『かくかくしかじか』(5月16日公開)に暗雲が立ち込めるかに思われました。
しかしフタを開けてみれば、公開2週目で観客動員30万人超、興行収入は4億円を突破。実写邦画ランキングで1位を記録し、「文春砲」がむしろ宣伝効果となった可能性すら指摘されています。
演技力で観客を圧倒、「もらい泣き」続出
映画配給関係者は「永野さんのラストの泣きの演技が圧巻。映画館で観客の多くが一緒に涙を流していました」と明かし、演技力の高さがリピーターを生んでいるとのこと。
原作・脚本を手掛けた東村アキコ氏が、衣裳や小道具、方言まで細かく監修したことも話題で、SNSには《永野芽郁の演技に感動した》《東村先生の世界観が完璧に再現されている》と絶賛の声があふれています。
CM契約ゼロ、大河ドラマ辞退…表舞台から姿を消す永野
一方でスキャンダルの影響は大きく、疑惑報道前に10社あったCM契約は全て削除され、2026年放送予定のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』への出演も辞退。
ラジオ『永野芽郁のオールナイトニッポンX』も降板し、6月終了のTBS系ドラマ『キャスター』以降は“活動休止状態”になる見通しです。
芸能界からも「惜しまれる存在」
ある民放関係者は「体調不良などではなくスキャンダルで大河を降板しているため、少なくとも2026年までの早期復帰は難しい」と指摘する一方で、業界内では永野の“俳優としての逸材ぶり”を評価する声が後を絶ちません。
X(旧Twitter)でも、《色々言われてるけど役者として優れている》《スキャンダルで消えるのはもったいない》と、惜しむ声が多数見られます。
スキャンダルによる“代償”は決して小さくありませんが、永野芽郁という俳優が持つ影響力と表現力は、確実に多くの人々の心に残っています。しばらくの沈黙のあと、再びスクリーンやテレビでその姿を見られる日は来るのでしょうか――。
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