楽天証券は、フィッシング詐欺等による不正アクセスが発生し、第三者による不正取引が行われたことを受けて、今後の補償方針を発表しました。これに対し、利用者からは「全額補償すべきだ」との声が上がるなど、注目を集めています。
◆ 不正取引による損失に対する補償方針
楽天証券によると、フィッシング詐欺や不正アクセスによって、お客様の資産を利用して有価証券等の売買が行われ、その結果として損失が発生した場合、従来の約款等に関わらず、個別の状況に応じて一定の補償を行う方針を発表しました。
具体的には、不正取引被害を申し出たお客様に加え、楽天証券が独自に調査した結果、不正が疑われる取引についても、対象となるお客様に対して個別に連絡を行い、補償手続きを進める予定です。
◆ 補償手続きについて
補償手続きについては、2025年5月中旬以降に、該当するお客様に直接通知が行われる予定です。通知を受けたお客様は、詳細な手続きを進めることができるとのことです。
◆ 増加する不正ログイン、今後の対策
また、楽天証券では不正アクセスや不正取引が増加していることを受け、2025年6月1日(日)からはログイン時に多要素認証を必須化することを決定しました。この対策は、お客様の大切な資産と情報を守るために重要な措置であり、今後のセキュリティ強化に向けた一環となります。
◆ ユーザーの声「全額補償を求める声も」
楽天証券の発表後、SNSなどで多くのユーザーからコメントが寄せられました。中でも「不正取引によって全額を失ったので、全額補償が必要だ」といった意見や、「補償範囲が不明確なため、早急に詳細を知りたい」といった声が多く見受けられました。
◆ 今後の対応
楽天証券は、お客様の信頼回復を最優先に取り組んでおり、今後も不正取引への対策を強化していく方針です。ユーザー側の不安を解消するため、速やかな情報提供と補償手続きの進行が求められています。
🔖 まとめ
- 楽天証券が不正取引被害に対して補償方針を発表
- 個別状況に応じた補償、詳細は2025年5月中旬以降に通知
- 不正ログイン対策として、2025年6月1日から多要素認証の必須化
- ユーザーからは「全額補償を求める」声が上がっている
楽天証券は、今後もお客様の大切な資産を守るための施策を強化し、信頼回復に努めていくとのことです。
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