13日午後、東京都江戸川区の中学校で理科の実験中に硫化水素が発生し、生徒5人が体調不良を訴えたことがわかりました。
警視庁によると、午後1時前に「小松川中学校の実験室で硫化水素が発生した」と通報があり、救急隊と警察が現場に急行。体調不良を訴えた生徒は5人にのぼり、いずれも軽症とみられていますが、念のため病院へ搬送されました。
発生したのは、江戸川区立小松川中学校の理科実験室。授業中に行っていた実験の過程で、何らかの原因により有毒な硫化水素が発生した可能性があるとみられています。
現在、警視庁と関係機関が詳しい状況や発生経緯を調査中です。
硫化水素は、強い腐卵臭を伴い、一定以上の濃度では中毒症状や意識障害を引き起こす危険性がある有毒ガス。学校での安全管理体制や化学物質の取り扱いについても、今後の調査対象となる見通しです。
今後の続報に注目が集まります。
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