8日午後、山口県下関市の小学校敷地内で児童が車にはねられる事故が発生しました。男児は肋骨を折る重傷。事件や事故が相次ぐ小学校現場に、保護者の不安が広がっています。
小学校の敷地内でまさかの事故
事故が起きたのは、山口県下関市長府の豊浦小学校の敷地内。
警察の発表によると、8日午後4時ごろ、乗用車を発進させようとした46歳の女性会社員が、小学校低学年の男児をはねたということです。
「子どもとぶつかった」と自ら通報
車を運転していた女性は、事故直後に自ら**「子どもとぶつかる事故を起こした」と110番通報**。男児はすぐに病院に搬送されましたが、肋骨を折るなどの重傷を負ったといいます。
現在のところ、命に別状はないとされており、不幸中の幸いといえる状況です。
なぜ小学校内で事故が?
事故現場は小学校の敷地内であり、本来であれば児童の安全が最優先されるべき場所です。
なぜ車の発進が許される状況にあったのか、また安全確認がなぜ不十分だったのか、学校や保護者の間でも疑問の声があがっています。
小学校をめぐる事故や事件が相次ぐ
近年、学校敷地内での事件・事故が全国的に相次いでいます。
保護者の「学校なら安心」という前提が崩れつつある今、安全管理体制の見直しや再発防止策の徹底が求められています。
警察は、運転していた女性から事故当時の状況を詳しく聴き取り、過失の有無や学校側の管理体制に問題がなかったかも含めて調査を進めています。
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