【2回が分岐点】ソフトバンク小久保監督が語る“大勝”の影にあった有原航平の粘投とは?

◆オリックス1―11ソフトバンク(5月9日・京セラドーム大阪)

ソフトバンクが爆発的な攻撃力を見せ、14安打・今季最多タイの11得点でオリックスに圧勝。4位タイに浮上したこの試合、勝負の分かれ目は「6回」ではなく「2回」だった――そう語るのは小久保裕紀監督だ。

試合のポイントとなったのは、2回の守備。ソフトバンクは1-1の同点に追いついた直後、1死二、三塁の大ピンチを迎える。ここで先発の有原航平が踏ん張り、見事に無失点で切り抜けた。

この粘投に対して、小久保監督は試合後に「2回がポイント。同点の後、(1死)二、三塁でね。1点はしょうがないところで0点で来られたのが大きかった」とコメント。有原の精神力と勝負強さを高く評価した。

その後、試合は6回にソフトバンク打線が爆発し、一挙9得点で一気に勝負を決めた。先発・有原は7回1失点の好投で今季2勝目を挙げ、昨季からオリックス戦は2引き分けを挟んで12連勝と、まさに“鬼門知らず”の状態が続いている。

勝利の裏にある“地味だけど大きな”2回の粘投――。勝てるチームは、こうした一球一球を拾っていく力を持っている。

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