福岡県警久留米署は4月29日、同県久留米市内の67歳の自営業男性がSNS型投資詐欺に巻き込まれ、1億460万円をだまし取られたと発表した。男性は、株取引を行うアプリを通じて指定された口座に計17回、送金を行ったという。
警察の発表によると、男性は3月2日、SNSの投資家名義のアカウントに登録。その後、詐欺グループに関わる助手を名乗る人物に勧められ、SNSのグループに参加し、短期間で利益を上げられると信じてアプリをインストールしたという。このような手口で、男性は信じて指定された口座に次々と送金してしまった。
この事件はSNSを使った詐欺の典型的な手口であり、巧妙な勧誘が多くの被害者を生む可能性があることを警告している。