【川崎住宅遺体事件】警察がストーカー認識も動かず…元交際相手の男を死体遺棄容疑で逮捕、女性は白骨化し床下から発見

神奈川県川崎市で発覚した住宅床下からの女性遺体発見事件で、**元交際相手の男(27)**が死体遺棄容疑で逮捕された。
捜査の過程で、男が警察の任意聴取で「ストーカー行為」を認めていたにもかかわらず、警察は逮捕に踏み切らず、女性はその後、死亡・遺棄されていた可能性が高い。

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昨年12月から続いた異常な動き…女性は「元交際相手が自宅前をうろついている」と通報

事件が動き始めたのは2023年12月9日。女性が「元交際相手が自宅前をうろついている」と神奈川県警に通報していた。

その後、12月20日には女性の行方が不明に。2日後の12月22日、祖母の通報で失踪が正式に認識されたが、警察の捜査は遅々として進まず、男への任意聴取や自宅確認を繰り返すのみの対応が続いた。

7回目の聴取でようやくストーカー行為を認めるも…警察は動かず

事件の重大性が浮き彫りになったのは今年3月25日
7回目の聴取でようやく男が女性へのストーカー行為を認めたにもかかわらず、警察はその段階でストーカー規制法による逮捕に踏み切らなかった。

「捜査の初動で適切な対応をしていれば、女性の命は守られた可能性がある」とする指摘も上がっている。

4月に男は海外逃亡、帰国後にようやく逮捕

県警は4月30日にストーカー規制法違反の容疑で男の自宅を家宅捜索。床下から不審なバッグを発見し、5月1日にバッグ内から白骨化した女性の遺体を発見
司法解剖の結果、死後1カ月以上が経過、焼かれた痕跡もあったという。

男は4月上旬に海外へ逃亡していたが、親族の説得により5月3日に帰国。県警が任意同行し、ようやく死体遺棄容疑で逮捕された。

警察の「見逃し」が招いた最悪の結末

本件では、被害女性の早期の通報、ストーカー認定の事実、7回もの聴取という明確な“危険信号”が複数あったにも関わらず、
警察は約5カ月間、実質的な強制措置を取らなかった

ネット上では、
「警察の対応があまりに遅すぎる」
「明らかに事件を見逃している」
「ストーカー規制法の運用が甘すぎる」
といった非難の声が相次いでいる。

被害女性は20歳のアルバイト女性、焼かれた痕跡も

遺体で見つかった女性は川崎市在住の20歳のアルバイト女性
死因は不明だが、遺体には焼かれた形跡があり、死後に損壊・隠蔽しようとした疑いもある。

今後の焦点:殺人容疑への切り替え、警察の説明責任

現在は死体遺棄容疑での逮捕に留まっているが、
警察は男の殺人への関与や証拠隠滅の意図についても追及を進めており、今後容疑が切り替わる可能性がある。

また、県警の初動対応の是非についても、検証・説明責任を果たすべきとの世論が高まりつつある

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